2005年1月7日(金)11:24

イタリアのEU担当相はキリスト教社会同盟党大会でEU憲法支持を求める

クロイト(AP)

イタリアのEU担当相ロッコ・ブッティリョーネは、ヴィルトバート・クロイトで開かれたドイツのキリスト教社会同盟の党大会で欧州憲法条約への支持を訴えた。この憲法条約は確かに良いものではないが、「私たちが今日望みうる最善のものだ」。それゆえこれで満足せねばならない、と金曜日ブッティリョーネEU担当相は語った。少なくとも18人のキリスト教社会同盟の議員は、ドイツ連邦議会がEU政策で一層の権限を獲得できないならば、連邦議会でEU憲法批准を拒否するとしている。

ブッティリョーネEU担当相は、ヨーロッパ人は自らの価値と文化にもはや自信が持てないでいると嘆いた。イタリアのキリスト教民主党の党首を務める同相は、「ヨーロッパはキリスト教的でなくてはならない」と述べ、トルコの欧州連合加盟に疑念を表明した。「キリスト教民主党が欧州を築き上げたのだ。しかし今日、左派はその欧州を奈落へと導く危険なプロジェクトを進めている」と批判した。ブッティリョーネ党首は、同性愛に対する厳格なカトリック教的姿勢のため、欧州議会の承認が得られず、欧州委員への任命が見送られている。

原題:Buttiglione wirbt bei CSU fuer EU-Verfassung




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